妙高火打周辺(新潟) 坪岳(754.7m) 2018年11月11日  カウント:画像読み出し不能

所要時間 7:35 駐車場所−−7:44 車道−−7:46 車道終点−−7:51 通行止めの道に入る−−8:01 坪岳−−8:13 車道−−8:23 駐車場所

場所新潟県妙高市
年月日2018年11月11日 日帰り
天候曇時々晴
山行種類一般登山
交通手段マイカー
駐車場廃林道入口に駐車余地あり
登山道の有無あり
籔の有無無し
危険個所の有無無し
山頂の展望無し
GPSトラックログ
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コメント南側の別荘地から最短距離で登山道があるのかと思ったら西側から道があった。最近再整備されたばかりのようでまだ正式開通していなかったが、藪の刈り払いは完璧だった




別荘地内の廃道前に駐車 廃道を北へ
別荘地北端の車道は廃道化 妙高少年自然の家の案内
さらに西へ車道が伸びる。こちらは現役 車道終点から歩道が伸びる
すぐに分岐が登場。勘で右へ(北へ) 突き当りで右(東)の通行止めの道へ入る
最近刈り払われた形跡 谷地形から右の斜面を上がる
谷から出る場所 山頂直下の階段
坪岳山頂。周囲は背の高い藪に覆われる 刈り払いはさらに東へ続く
妙高もすっきり見えている(山頂からではない) カラマツの紅葉はピーク
車道終点到着。ここまで車で入れる 駐車場所到着


 藤巻山のすぐ東にあるのが坪岳。ネット検索では立派な道があって山頂は開けてこれまた立派な山頂標識があることになっているが、その記事では登山道起点がどこから伸びているのか分からなかった。常識的には南側の別荘地であろうと予想して別荘地に向かう。なお、藤巻山には登ったDJF氏はすぐ隣の坪岳には登っていなかったは意外だった。

 坪岳南側の別荘地は地形図で見ると網の目のように道路が走っているが、県道を下っていくとあるべき場所に道路入口が無い個所があり、ゴルフ場最上部と最下部、それにさらに下った場所の3個所しか道が無かった。しかも別荘地内の道路は大多数が廃道化して草ぼうぼうで車の走行は不可能で、今は別荘地というより廃屋地と化していた。登山道入口がどこにあるのか不明だが一番山に近い道から分岐しているはずであるが、その道自体が廃道化していた。やむなく車を諦めて歩きで出発。別荘地内の電柱も今は藪の中に埋もれていた。

 別荘地北端の廃道を下から上へ歩いていくが、坪岳方面は背の高い濃い藪に覆われて道が無い。この藪の濃さでは突っ込むのは躊躇われるレベルで、ネットの記事の道が形跡を残さずきれいさっぱり消え失せるとも思えないので、想定外の場所に道があるようだ。
 
 別荘地最上部の道を突き抜けてさらに西へ伸びる車道あり。これは現役の車道で、もしかしたらこれが山頂へ繋がっているのかもと進んでみると50m程度で広場に出て終点。その代わりにさらに西へ歩道が伸びている。坪岳への尾根の繋がりはまだ西なので、可能性はあるので進むとすぐに道が右(北)へ分岐、こちらが坪岳へ繋がる尾根の方向なので案内標識はないがそちらへ入る。きれいに刈られた道でまっすぐ北へ向かっていたが、深い谷の前でいきなり終点。この谷は坪岳北側の谷に間違いなく、ここから東へ向かう必要がある。うまい具合にそちらにも道があるが入口はロープで通行止めされていた。でもここ数ヶ月以内にかなりきれいに整備した形跡があり、山頂へ至る可能性のある道はこれ以外は考えられないので辿ることにした。

 この先は細い谷地形を歩いていく。周囲の藪の深さは相変わらずで道が無いと突っ込みたくない植生だった。このまままっすぐ東へ向かうのかと思ったら谷は北へ向かい、このままでは山頂に達しないと危惧したら、途中で谷を出て右(東)に伸びる道に切り替わり、直進の谷はここで急激に藪っぽく変わった。道標は無いが常識的に右折するしかない。

 この後もきれいに刈り払いされた道が続く。両側に積まれた藪を見れば今シーズンに刈り払ったのは明らかで、おそらくここ数ヶ月以内だろう。地面の硬さからしてそれより前から登山道はあったと思うが、おそらく何年も手入れしていなくて藪が伸びたので再整備したのだろう。そう言えば別荘地内に青少年自然の家の文字が見えたので、その関係の道かもしれない。刈り払いは完璧なので、あとは案内標識があれば万全だろう。

 新たに整備されたと思われる木の階段を上がれば山頂の一角。少し進んで道の真ん中に三角点があったが山頂標識は皆無。周囲は背の高い藪に覆われて展望皆無だった。ネットの山頂写真はもっと開けていたはずだが、三角点があるのでここが真の山頂に間違いない。刈り払いはさらに東へ伸びているが標識が無いのでどこに行くのかは不明だが、地形図を見るかぎりでは坪岳池辺りが順当だと思う。

 簡単に登れるかと思っていた坪岳だったが予想外の展開でちょっとだけわくわくできた。もし登山道の再整備がされていなかったら藪漕ぎでかなり苦労しただろう。

 帰りは往路を戻る。今回は別の場所に駐車したが、遊歩道入口の広場まで車では入れるので、そこから歩くのが一番楽な方法だ。ここまで途中からダートに変わるが路面状況は普通車で問題ない程度だ。


 自宅に帰ってから参考にした記録を真面目に読んでみたが、どうやらこの人が登った登山道の入口は私とは逆で別荘地の下端付近にあるようで、開けた山頂と思われた場所は三角点より東側にあるらしい。ということは、三角点から東に延びる刈り払いは、その広場を経由して別荘地の下端付近に続いているということになる。もしそうなら私のコースと合わせて周遊可能だろう。

 

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